2013年05月01日

ヴォーリズと武蔵豊岡教会展 5/19〜5/26 in 入間丸広百貨店

 大正から昭和の時代に日本全国で活躍した米国人建築家W.M.ヴォーリズ(1880年〜1964年)は、戦前だけでも1,500件余りの建築を手がけたと言われます。彼は、教会建築や学校、オフィスビルなどの大きな建築ばかりでなく、住宅や別荘など幅広く手がけ、当時の生活のスタイルなどにも影響を与えました。

 彼は商人の町で知られる滋賀県の近江八幡を拠点として全国を飛び回り、彼の目指すユートピア実現のために精力的に活動しました。一柳満喜子と結婚し、1941年に帰化して日本人となり一柳米来留(ひとつやなぎ めれる)と名乗りました。
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 私たちの生活の身近なところでは、現在の近江兄弟社の創立者の一人としてメンソレータム(現メンターム)を広く日本に普及させた実業家としても知られています。

 そのW.M.ヴォーリズが設計した教会堂が入間市河原町に建っている日本キリスト教団武蔵豊岡教会の建物です。しかも、彼の設計による埼玉県内で唯一のものです。1923(大正12)年に献堂式が行なわれていますから今年でちょうど築90年となり、歴史的にも貴重な文化遺産となっています。その献堂式の関係者招待リストにはカタカナで「ボーリス」と書かれています。

 現在、河原町の交差点付近では国道16号拡幅に伴う区画整理の工事が行なわれていますが、武蔵豊岡教会もその影響を受け、年内に教会堂の曳家工事が行なわれる予定です。今年は教会にとって大きな変化のある年となります。

 この機会に、武蔵豊岡教会とそれを設計した建築家W.M.ヴォーリズとにスポットを当て、当時の写真や図面、記録、出版物などを通して、入間に残っている貴重な文化遺産を身近に感じる企画展を開催します。
 なお、この企画展は平成25年度入間市市民提案型協働事業として行なうものです。
 
 ※[企画展]ヴォーリズと武蔵豊岡教会展(5/19〜5/26)お知らせ(pdf)
 
 
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posted by 文化遺産をいかす会 at 16:39 | Comment(1) | 協働事業2013のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先程拝見させて頂きました。

その際、現豊岡整形の前の、ガード下の件でお話をさせていただき、映画「はだかっ子」のロケ地がそこである事を教えて頂きました。
このDVDを観る旅、気になっていたつかえがとれました。
ありがとうございました。
Posted by 佐久間 at 2013年05月24日 11:46
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